Otter

Windows の IaC ツールで
脱エクセル

サーバの構成をコードで管理。コードで構成し、管理し、自動で修正。Windows Serverと相性が良い Infrastructure as Code ツール。

Windows サーバの構成を自動化、管理、見える化する、ローコードの IaC ツール

Otter の機能とメリット

ノーコードの IaC

Otter の IaC は、GUI でサーバ構成を組めるので、YAMLやPowerShellを学ばなくても、かんたんにチームでIaCを導入できます。

自動で構成ドリフトを修正

Otterに設計した構成を保存したら、自動で実際のサーバ構成をチェックして、構成ドリフト(設定差異)を発見。自動でも修正もできます。

構成スクリプト等を一元管理

サーバを構成するためのスクリプトも、実際の構成も管理サーバで一元管理。もちろんリモートでも管理可能。

エージェントレス

Otter同梱のエージェントなしでも利用可能。

宣言型も命令型も対応

命令型には「手続き型」、宣言型には「関数型」「論理型」があります。Otterのドメイン固有言語、OtterScriptはこのすべてが利用できます。

詳細で読みやすいログ

どのような変更がなされたかだけでなく、誰がいつ変更したかを記録します。

サーバ構成をモジュール化

Server Role 機能で、構成をモジュール化し、管理と再利用を簡素化。

履歴をバージョン管理

サーバの構成を、Git /Github・Gitlabでソースコード・各種ファイルの形で、変更履歴をきちんと管理。

セルフサービスインフラ

Otter内にGUIアプリを自作すれば、スクリプトをいっさいに書かずに構成可能。開発者が自分の開発環境を一瞬で自作できます。

IaC スクリプトのデバッグ

オーケストレーションスクリプトは、ロジックが複雑になりがちです。スクリプトにかかるテストが短縮できます。

よくある質問

有料版と無償版の違いは何ですか?

ProGet、BuildMaster、Otter、3製品とも共通している無償版と有料版の違いは、「管理機能の有無」です。無償版では、すべてのユーザーが管理者権限を持ちます。また、無償版には弊社のエンジニアによるサポートがなく、有志によるコミュニティサポートのみが提供されます。

有料版はいくらですか?

  • 10 ユーザーまで:$2,995/年
  • 20 ユーザーまで:$4,495/年
  • 35 ユーザーまで:$7,495/年
  • 50 ユーザーまで:$9,745/年
  • 100 ユーザーまで:$14,995/年
  • 250 ユーザーまで:$29,995/年
  • 250ユーザー以上:個別に対応いたします。

日本語のサポートはありますか?

現在、イネドジャパンは、メールでのサポートのみに対応しております。頂いたメールには、2営業日以内に返信いたします。

Infrastructure as Codeとは何ですか?

ここでのインフラストラクチャ(以下インフラ)とは,OSやミドルウェアといったシステムの基盤となるものです。

従来のインフラの構築は,まず設計書を書き,人が手動で行っていました。たとえば,Windows にリモートでログインし、「サーバーマネージャー」を起動し、GUI で Web Server(IIS) に必要機能を追加します。

手動でひとつひとつ構成するのは、1台のサーバーマシンに対してならまだしも,何十台何百台に対して行うのは一苦労です。当然ミスも発生するし、コストもばかになりません。

Infrastructure as Codeでは,この設計書をコード,つまりプログラムの処理を記述したソースコードとして表します。IIS のユーザ名・パスワードの値といったパラメータを,後述の「インフラ構成管理ツール」によって決められた言語で記述します。

そしてこのコードを実行すると,記述された処理がそのまま実行されます。つまり一度書いてしまうと,あとは実行するだけで,そのとおりのインフラの環境が整えられるのです。これによってミスは減り,大量のサーバーマシンにも実行コマンドひとつで同じ環境が整えられるようになります。

そのほかにも、

  • インフラの構成をバーション管理できる
  • 条件分岐や繰り返し,変数を含めた,動的な設計書として運用できる

というメリットがあります。

支払い方法は何がありますか?

クレジットカードと銀行振込に対応しております。銀行振込先は、日本国内の銀行です。

構成ドリフトとは何ですか?

時間の経過とともに、アプリケーションオーナーは、顧客に提供する製品を継続的に改善するために、アプリケーションとその基盤となるインフラに変更を加える必要があります。

これらの顧客は、ビジネスの内部であったり、外部であったりします。このような修正や変更が行われると、アプリケーションやインフラストラクチャの構成が変わります。これらの変更は良性のものかもしれませんし、システムを強化された状態から外すものかもしれません。これは “コンフィギュレーション・ドリフト “と呼ばれています。

スノーフレークサーバとは何ですか?

スノーフレークサーバとは、構成ドリフトがひどい、つまり、設計時のサーバ構成と大きくかけ離れてしまったサーバのことです。

多くのスノーフレークサーバの構成はブラックボックス化し、適切にOSやアプリケーションを更新することも、サービスを停止することもできず、でも、なぜか機能しているサーバです。

サーバ構成のモジュール化とは何ですか?

ソフトウェア開発の世界では、製品の他のコンポーネントから独立してデプロイできる、より小さなモジュール化されたコードユニットを開発することでソフトウェアを構築する「マイクロサービス・アーキテクチャ」が人気の傾向にあります。

これと同じ考え方がIaCにも適用できます。インフラを個別のモジュールやスタックに分解し、それらを自動で組み合わせることができるのです。

この方法にはいくつかのメリットがあります。

まず、インフラのコードのどの部分に誰がアクセスできるかを、より細かく管理することができます。例えば、インフラ構成の特定の部分に精通していない、あるいは専門知識を持たない若手エンジニアがいる場合があります。インフラのコードをモジュール化することで、ジュニアエンジニアがスピードアップするまで、これらのコンポーネントへのアクセスを拒否することができます。

また、モジュール化されたインフラでは、構成に加えられる変更の量が自然と制限されます。変更量が少なければ、バグの検出が容易になり、チームはより機敏に動けるようになります。

また、マイクロサービスの開発手法を採用している場合、インフラの一貫性を確保するために、マイクロサービスごとに構成テンプレートを作成することができます。そして、すべてのマイクロサービスをHTTPやメッセージングインターフェースで接続することができます。

インフラのセルフサービス化とは何ですか?

テンプレート化された英文発注書に注文する機械の台数を入力するだけなら、英語ができなくても英文事務ができます。 フリーメールサービスは、ユーザ名と、パスワードを入力するだけで、POP3などを聞いたことがなくても、メールアドレスを作成できます。

サーバのプロビジョニングも同じです。 従来のワークフローは、開発者がチケットを作成し、運用チームに環境の作成を依頼します。チケットの数が増え、運用チームが忙しくなれば、ボトルネックが生じ、開発が滞り、リリースが遅れます。 Otterは、構成スクリプトをテンプレート化することで、サーバプロビジョニングの知識がない開発者や若手のインフラエンジニアでも、、サーバー名、通信方法、ユーザ名、パスワードなどを指定するだけで、サーバを構成できるようにします。

Inedo では、このようなプロビジョニング方法をセルフサービスインフラストラクチャと呼んでいます。 ちょうど、セルフサービスのドリンクバーでは、ウェイターをいっさい待たないように、セルフサービスのインフラストラクチャなら、だれも待たずに、自分で自分のサーバを構成できるからです。

世界中で数々のお客様がご利用されています。

まずはお気軽にお試しください。