日本最大のアジャイルの祭典「Agile Japan 2019」が7月18日に開催され、Inedo Japanはブーススポンサーとして参加致しました。
ブースを訪問して下さった鳩マスクマンと記念撮影。
会場内でおこなわれた鳩マスクワークショップも大好評だったようです。
《Agile Japanとは》
今回で11回目となる国内最大級のAgile関連イベントであり、Inedo Japanはスポンサーとして今回が初のブース出展となりました。
一日を通して多くの素晴らしいセッションや様々な催しが開催され、オープニングからネットワーキングパーティまで中弛みすることなく盛り上がり大盛況のうちに幕を閉じました。
チケットは予定枚数の800枚が早々に売り切れという大盛況ぶり。
今回はブーススポンサーとして出展をすることで、多くの方にInedoのツールへの興味をお持ち頂けました。
「アジャイルでつなぐビジネスとIT」という今年のテーマに、弊社のツールを通して貢献ができれば、これに勝る喜びはありません。
40秒ブーススポンサーセッションをグラレコにして頂きました。
たかのあきこ様、誠にありがとうございます。

また、下記の基調講演、特別講演ともに多くの新しい知見に満ちた素晴らしい内容のものでした。

・基調講演:マネージャー不在の洞窟型組織
GROOVE X 株式会社 代表取締役 林 要 氏

・基調講演:”Agility-Native”を実現するITマネージメント
SOMPOシステムズ株式会社 代表取締役社長 浦川 伸一 氏

その他にも様々なセッションやワークショップ、ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)が次々と開催され、参加したいものが多過ぎて迷ってしまうという贅沢な悩みがあるほどでした。
ユーザーと共創する 本当に欲しかったサービス ~製造業がアジャイルを取り入れた事例〜
本田技研工業株式会社 スクラムマスター 船戸 康弘 氏
クリエーションライン株式会社 アジャイルコーチ 笹 健太 氏
本田技研工業株式会社 マネージャー 松本 芳宏 氏
の一コマ

ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)で使われていた「ふりかえり読本」。
私も購入しましたが、ふりかえり初心者にも上級者にもお勧めできる一冊です。
Boothより書籍版もDL版も購入可能です。
#技術書典 6
ふりかえり読本 学び編~経験を力に変えるふりかえり~
をBOOTHで公開しました!
DL版:https://t.co/A3tS9FFWLc
冊子版:https://t.co/oXHijMCUDK
ぜひ、この機会にふりかえりをはじめてみませんか? — びば(森のフレンズ) 7/27 技書博 B-11 (@viva_tweet_x) April 15, 2019
【イベント概要】
Agile Japan 2019
開催日
2019年7月18日(木)
会場
TOC有明 4F コンベンションホール
東京都江東区有明3丁目5番7号
参加対象
●IT関連企業
●ユーザ企業に所属されるソフトウェア開発のプロジェクトマネージャー
●プロダクトマネージャー
●チームリーダーの方
主催
アジャイル ジャパン 2019 実行委員会
参加人数
800名
・11年目の Agile Japan
今年のテーマは、
アジャイルでつなぐビジネスとITです。
・“アジャイル”のはじまり
ここ数年でIT開発の現場だけではなくビジネス現場や官公庁においても話題に挙がることが一気に増えてきた”アジャイル開発”ですが、この言葉自体は2001年に当時の先進的なソフトウェア開発者たちが一同に集結して行われたディスカッションを経て「アジャイルソフトウェア開発宣言」の中で提案されたものです。 このディスカッションで挙がった名前の候補の一つとして、アジャイル以外に「Business Aligned(ビジネスアラインド)」、つまりビジネスと一体化する、連携するというものもあったそうです※。
※Publickey「アジャイル開発の現在・過去・未来」
そう、アジャイルはその始まりからソフトウェア開発を通じて”ビジネス”に寄与しそれを成功させるために生まれたものなのです。
・デジタルトランスフォーメーションの時代
ここ1〜2年でDX(デジタルトランスフォーメーション)というキーワードのもとに、既存のビジネスのあり方を大きく見直そうという機運が高まっています。そしてそれを実現するための有力手段としてアジャイル開発に着目し取り組み始めた企業は確実に増えてきています。きっと皆さんの現場でも”アジャイル”という言葉を耳にする機会が以前に比べ増えてきたことでしょう。
・Why Agile?
昨年のアジャイルジャパン2018では、テーマに”Why Agile?”を掲げ参加者の皆様に、何故アジャイルに取り組むのか?アジャイルで達成したいことは何なのか?を考えてもらう機会を提供しました。その機会を通じて一人ひとりの答えを見つけることが出来たのではないかと思いますが、各々が取り組んでいるビジネスを成功させるためにアジャイルに取り組む、というのが皆さんの最終的な理由ではないでしょうか?
・分断を乗り越えて
ですが、様々な事例や現場の声を聴く限りまだまだ”ビジネス”と”IT”は分断されており、「アジャイルソフトウェア開発宣言」で目指したような組織にはなっていないのではないかと感じます。この分断を乗り越え一体化してビジネスを成功させるためにはお互いのことをもっと理解しあう必要があります。
・アジャイルでつなぐビジネスとIT
そこで2019のアジャイルジャパンでは”アジャイルでつなぐビジネスとIT”をテーマとして掲げ開催します。
ビジネス側の方にはIT技術やエンジニアに対する期待や思いを伝え、IT側の方からはこれまで開発現場で培ってきた経験を語り、もっとお互いを理解しつながりを深め、いつか”○○側”といった表現すらなくなるような組織・チームとなるためのきっかけの場を提供したいと思います。
アジャイルジャパンでは「多様性の尊重」「ビギナー歓迎」「建設的な意見交換」の3つの基本ポリシーを掲げています。このポリシーのもとに今年も様々な企画やセッションをご用意します。そして前回は見送った公募によるスピーカーの募集も復活しより多くの方の思いを語っていただきたいと思います。
今回も皆様にご参加いただき、様々なセッションを通じて参加者全員で日本のビジネスの発展と成功のために語り合える場にできることを楽しみにしています!
※Agile Japan公式ページより抜粋